ネット広告ガイド
インテル−CPUとともに歩む広告・コミュニケーション (1/5)
インテル株式会社
マーケティング本部 本部長
江田 麻季子氏
(インタビュー・岩城 陸奥氏)
(2008年8月13日)
「インテルはいってる」のCMでおなじみのインテル。同社は、パソコンやサーバーの「頭脳」とも言われる「CPU(中央処理装置)」というパーツを製造する半導体メーカーです。コンピューター内部で働く製品や機能を提供するインテルが、広告・コミュニケーション活動を積極的に行う理由とは、戦略を支えるターゲティングの方針とは何か。マーケティング本部長の江田 麻季子氏に話を伺いました。
インテル Centrino プロセッサー・テクノロジー
岩城 陸奥氏(以下岩城):最近の御社のテレビ広告やWebサイトを拝見していますと、広告・コミュニケーションのエンターテインメント性が非常に高いように見受けられますが、その狙いはどのようなものでしょうか。
江田 麻季子氏(以下江田):弊社が取り扱う「CPU」は、普段はパソコンなどの内部にあって見えないものなので、デザインや形状を用いて訴求しづらいところがあります。CPUの性能をわかっていただくために、「できるだけ実感していただく」ことが広告・コミュニケーションの狙いとなります。さまざまなシチュエーションを作って、これらをお客様に使っていただき実感していただく。楽しむなかで弊社の製品について知っていただく戦略です。
たとえば、弊社には、「インテル Centrino プロセッサー・テクノロジー」(以下、Centrino)という、CPUやチップセットを含むノートブックパソコン向けプラットフォームのブランドがあります。Centrinoに関しては4つの特長があって、性能はもとより、ワイヤレスのコミュニケーションが可能であったり、バッテリーの持ちが良かったり、省電力なので形が非常にすっきりしている利点を備えたノートブックパソコンを作れるのがセールスポイントになります。
弊社は、このCentrino を訴求するクロスメディアキャンペーンを今年6月から行っています。テレビ、Web、新聞などを用いたキャンペーンとなり、統一キャラクターには鳥のキャラクターを使用しています。これは、セントリーノの「トリ」と「鳥」を引っ掛けたものですが、Webにおいては、鳥のキャラクターが過ごす日常を通して、Centrinoの持つ4つの側面をインタラクティブに見せていきます。
コミカルなテレビCMが印象的なCentrinoキャンペーン
ここでは鳥のキャラクターが一日を過ごしているところを、異なるカメラのアングルを使って映し出し、ユーザー自らがいろんな形でお話を作っていけるようなこともしています。「CPUの性能はこれです」と言ってしまえばそれまでなのですが、文面ではどうしても表しきれなかったり、感覚的にとらえきれない製品ではありますから、その辺は体感していただくことを重視しています。
「体感していただくことを重視する」というマーケティング本部長の江田氏
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