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アサヒビール−「うまい!」を体験していただくための広告展開 (3/5)

アサヒビール株式会社 酒類本部
マーケティング本部 宣伝部 チーフプロデューサー
横山 和幸氏
(インタビュー・岩城 陸奥氏)
(2008年6月18日)

■お客様と直接つながることができるインターネットの特性

岩城:インターネットを利用した大規模キャンペーンが始まった経緯を教えていただけますでしょうか?

横山:私がインターネットに携わり始めた7年前から、テレビCMより前にインターネット上でキャンペーンを実施するようになりました。やはりインターネットの優れた特性というのは、お客様と直接つながるところにありますので、つながりを持ってくださるお客様に対して、より直接的なメリットを提供したいと思いました。「Web上でやるならば、発売日前に配るのがいい」と思ったのが始まりです。

岩城:街頭や店頭でのサンプリングから、インターネットに比重が移行するにあたって、先ほどおっしゃったメリット以外にも何か要因はあったのでしょうか。

横山:それは、商品のブランドづくりを継続してやっていかなければならないと考えたときに、双方向のコミュニケーションがとれるインターネットは便利だと考えたからです。

岩城:サンプリングで絆ができた後に継続的にコミュニケーションしていくためにはインターネットが最適であると判断されたわけですね。たとえば、2万名様に当たるというキャンペーンをされた場合に、1人あたりどれぐらいの商品をもらえるものなのでしょうか。

横山:2、3本ぐらいですね。数は多くありませんが、商品とともに、商品の説明、飲んだ感想を聞かせていただくためのURLを書いた挨拶状も送っています。当選された方へのアンケート以外にも、実際に購入して飲まれたお客様のご意見を聞くためのコンテンツが、それぞれのブランドページにあります。

岩城:それは、お客様から見てもメーカーに対して意見を言える貴重な機会ですね。感想を書き込んでもらう目標数のようなものは設定していますか?

横山:数値の目標はとくにありません。配布に対する書き込み率は決して高くはありませんが、アンケートに関しては、統計的には有意な数にはなります。

岩城:最近では、熟撰やクリアアサヒが2万名のキャンペーンを行っていますが、新発売の商品以外でのキャンペーンを行われていますね。

横山:新製品に限らず、スーパードライのようにブランドを体験する場として、キャンペーンを実施することもあります。商品との接点を強化するため、店頭で実施しているキャンペーンの情報提供や飲食店のご紹介などについてもWebサイトで閲覧できるようにしています。

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