ネット広告ガイド
野村不動産−広告枠の「一等地」にふさわしいクリエイティブを (1/5)
野村不動産株式会社 住宅カンパニー
市川 明典氏 宮本 大氏
(インタビュー・岩城 陸奥氏)
(2008年5月14日)
今回登場いただくのは、高級マンションブランド「PROUD」でおなじみの野村不動産です。見る者が思わず「住みたい!」と引き込まれるような質の高いクリエイティブで、同社の広告が気になっていた方も多かったのではないでしょうか。かつては「高級商材やブランドイメージの高いものは売れない」と思われがちだったインターネット広告ですが、そのイメージを覆すかのように、同社はインターネット広告で成功を収めているそうです。そうした広告戦略の背景や広告誕生秘話について、野村不動産 住宅カンパニー 市川 明典氏と宮本 大氏に伺いました。
高級マンションブランド「PROUD」を展開(上はプラウド新浦安完成予想CG)
■10年目の大きな一歩 -- 「春のプラウドWEBキャンペーン」
岩城 陸奥氏(以下岩城):「PROUD」の広告が大変印象的な御社ですが、まずは最初に広告・コミュニケーション活動全般からお伺いします。マス媒体を含めてどのようなポリシーで取り組んでいらっしゃるのでしょうか。
市川 明典氏(以下市川):私は業務部に属して、広くブランディングにかかわる部分や会員戦略などに携わり、媒体を問わずテレビ、新聞、ラジオ、雑誌の四媒体、それとインターネットを使ってブランディング戦略を立案しています。
宮本 大氏(以下宮本):私は住宅販売部において、物件ごとの販売促進、宣伝プロモーションのうち、インターネットにかかわる部分を担当しています。紙、雑誌系については別の者が担当して、住宅販売部にてトータルな広告宣伝を手掛けています。
ブランディングや会員戦略を担当される市川 明典氏
市川:普通、大量消費財を扱う自動車や飲料といったメーカーさんは、製造と販売店の機能が分かれていますよね。私どものビジネスでは、これらを一貫して手掛けます。こうした体制は不動産業界独特なものです。私どもの伝えたいコミュニケーションの内容を、テレビやインターネットなどから最適な媒体を選んで、発信しています。インターネットの利用を強化し始めたのが1997年くらいで、やっと10年たったところでしょうか。テレビも5年くらい前から始めたので、全媒体の包囲網ができあがりつつある状況ですね。
Webキャンペーンプロモーション自体は6年前ごろから始めましたが、これも今年に入って大きな一歩を踏み出したなと感じています。そのきっかけは「春のプラウドWEBキャンペーン」でした。
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