ネット広告ガイド
WOWOW−映像を駆使したクロスメディア展開 (1/5)
株式会社WOWOW
経営戦略局 メディア戦略部
鈴木 聡氏
(インタビュー・岩城 陸奥氏)
(2008年11月19日)
WOWOWが日本初の有料衛星放送局として開局したのは、17年前の1991年。以来、同社は映画やスポーツ、音楽など話題のコンテンツを放送していますが、その広告・コミュニケーションの主な目的は、視聴者の加入促進と顧客満足の向上だそうです。豊富なコンテンツを駆使したタイアップ戦略、インターネットの特性を利用した効果的なパブリシティーの仕掛け方などについて、経営戦略局 メディア戦略部の鈴木 聡氏に伺いました。
WOWOW ONLINE
「ユーロ2008」キャンペーンが大成功、6月として過去最高の新規加入を達成
岩城:今年6月、「UEFA EURO 2008(TM) サッカー欧州選手権」(以下、ユーロ2008)の放送が話題になりましたね。インターネット広告を含めて、クロスメディアの大型プロモーションが展開されましたが、WOWOWとしては、どのような意図があったのでしょうか。
鈴木:弊社が広告・コミュニケーション活動をする場合、その最大の目的は新規加入の促進です。ユーロ2008のプロモーションでも基本は同じですが、一方において、WOWOWでは、4年ごとに開催されるサッカー欧州選手権を1996年から放送していますので、当時から視聴していただいている方や、WOWOWのサッカーコンテンツ「スペインサッカー リーガ・エスパニョーラ」を見ている加入者の方に、もっと放送を楽しんでいただきたいという願いもありました。
つまり、新規加入の促進と顧客満足の向上。この2つを一緒に高めることで、WOWOWの放送サービスの基盤である、加入者の全体的な底上げにつなげていきたいという狙いがあります。
WOWOWの鈴木氏
岩城:新規加入の促進という意味では、その広告効果は非常にわかりやすいですね。
鈴木:そうですね。今回のプロモーションを通じて大きな成果を上げることができました。同コンテンツを放送した今年6月の新規加入件数が、6月の月間加入者数の過去最高を記録したのです。
具体的には8万9526件の新規加入がありました。1996年6月の4万596件、2000年6月の4万6948件、2004年6月の5万8092件という過去3回のデータと比べてみても、飛躍的にプロモーションの成果が上がりましたね。これは満足できる数字だと思っています。
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