ネット広告ガイド
♯02クリエイターインタビュー 遠崎 寿義 (1/5)
ザ・ストリッパーズ株式会社
クリエイティブディレクター/代表取締役社長
遠崎 寿義氏
(インタビュー・平田 順子)
(2008年10月1日)
慶應義塾大学在籍中からWeb制作会社イメージソースで仕事を始め、20代にしてカリスマ的Webクリエイターの一人として認知されていた遠崎 寿義氏。2005年に仲間二人とともにザ・ストリッパーズを立ち上げ、インテル、HONDA、KDDIなど大手クライアントのWebサイトを制作してきました。最近はテレビCMを手がけるなどさらなる活躍をみせる同氏に、近頃のインターネット広告とマス連動事情について伺いました。
一般のユーザーに見てもらってこそのプロモーション
平田:御社は、どのような形でプロモーションに携わることが多いのですか。
遠崎:うちの場合は、インターネット広告の企画自体をゼロから考えていくものがほとんどですね。企画を考える際は、普通のユーザーにメッセージがきちんと届くようにすることを心がけています。それが企画制作で一番重要なことだと思います。
平田:Web業界や広告業界で話題になったものの、一般層には伝わりにくいサイトというのもたまにありますものね。
遠崎:そうならないように、きちんとユーザーにアクセスしてもらって成果を上げられるようなスキームを作るよう心がけています。最近は、クライアントのほうでも、キャンペーンサイトのアクセスを細かく追跡するようになっていますよね。1ユーザー当たりのサイト滞在時間や、どの程度訴求ページまでたどり着いたかをカウントしたり、サイトのなかに「このサイトを見て商品に興味を持ちましたか」というアンケートを設けたりしています。そこで結果が出ないと、次の仕事が来なくなってしまいますので。
平田:Webを通してユーザーとコミュニケーションするための秘訣や、気をつけるべきことはありますか。
遠崎:とくにはないですね。Webだから特別なのではなく、基本的には、普段生身の人間とコミュニケーションを取るのと同じことですよ。難しいのは、ユーザーによってリテラシーの違いが大きいことですね。自分はWebについて知識があるので、Webを知らない人の目線で見るのは難しい。そのため、サイトを公開する前には友人などに見てもらって、反応をチェックしています。
平田:その結果、公開直前に手直しすることもあるのですか。
遠崎:しょっちゅうありますね。Webのユーザーは、ちょっとわからないことがあると、ものすごい勢いでサイトから離脱していきます。だから、大規模なユーザーテストをやれとは言いませんが、多少なりとも、公開前のテストをやらないと怖いですよ。
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