ネット広告ガイド
文・株式会社カレン
四家 正紀
第22回目 検索エンジンマーケティング(SEM)とは(2008年8月6日)
今年6月に発売されたばかりの「インターネット白書2008」(監修:インターネット協会)によると、「検索サービスを利用しない」個人のインターネット利用者は、わずか0.3%にすぎないそうです。
この数字からみて、インターネットユーザーとは「インターネットで何かを検索する人」と言い換えてもよいでしょう。それゆえ、検索エンジンに対応することは、インターネットマーケティングにおいてもっとも重要な課題の1つであると言われています。そこで、これから検索エンジンを活用したマーケティング手法であるSEM(Search Engine Marketing)について解説していきます。
SEMとは
インターネットの利用拡大により、以前よりもさらにばく大な量の情報がインターネットに集中するようになりました。これにともない、インターネットユーザーの検索への依存度はますます高くなっています。
主な使われ方としては、未知のWebサイトを探すために、調べたいテーマのキーワードを入力する、通常の検索が挙げられます。またそれだけではなく、「○○新聞」のようによく知られているWebサイトにたどり着くために、その都度検索エンジンに「○○新聞」と入力して、検索結果画面の上位に表示された○○新聞のWebサイトにアクセスするといった、検索キーワードをブックマーク代わりに使う「ナビゲーショナルクエリ」という利用方法も増えています。
一方、マーケティングの視点から見ても「検索」の存在は大変重要です。検索はインターネット利用の基点となる行動であり、ユーザー側の「この情報にアクセスしたい」という意思が必ず反映されるからです。
消費行動の仮説として長らく利用されてきたAIDMAの法則が、インターネットの登場によって「AISAS」や「AISCEAS」へ変化しつつあると言われています。この2つのモデルでAttention→Interestの次にくる「S」は、いずれもSearch、すなわち検索なのです。
つまり、最近のマーケティング理論において、「検索」は「購入にいたる重要なプロセス」として位置づけられているわけです。
いまでは、ほとんどのインターネットマーケティング活動において、「企業による検索エンジンへの対応」すなわち検索エンジンマーケティングが必須といっても過言ではありません。
SEMとは、情報を探しているインターネットユーザーに自社からの適切な情報を提供することを目的とするマーケティング手法です。多くの場合、ユーザーが検索を利用した際に、検索結果の表示画面上でできるだけ認知されやすい、上位の表示順に自社の情報が掲載されることを目指して展開されます。SEMを実施することにより、ユーザーを自社サイトなどへ効率的に誘導し、ビジネスにつなげていくことが可能になります。
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