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第20回目 アフィリエイトプログラムの仕組み (2/3)(2008年7月9日)

アフィリエイターとの出会い――提携

ASPは、数多くのアフィリエイターを抱えています。その多くは個人でWebサイトやブログを運営し、アフィリエイトを展開しています。ちょっとしたお小遣い稼ぎや社会見学のつもりで参加している方から、フリーランスの仕事としてアフィリエイトに取り組み、かなりの収入を上げている方もいます。

企業側で初期設定が終わり、自社のアフィリエイトプログラムをスタートさせると、ASPを通じて、アフィリエイターにスタートしたことが通知されます。

アフィリエイターは自分の専用管理ページにログインしたら、自分が提携したいカテゴリーにおける広告主の顔ぶれや、案件ごとの成果内容とコミッションの料率などを比較検討します。自分の意向や、自分の管理しているWebサイトやブログとの相性などを勘案して案件を選び、企業に対して提携申請を行うのです。

出稿企業はこの提携申請を受けたら、提携しても問題ないサイトであることを確認したうえで承認します。これで企業とアフィリエイター間の提携が成立します。

提携が承認されると、アフィリエイターの管理ページにあるリンク作成画面に、案件と広告原稿が表示されます。アフィリエイターは複数の広告原稿のなかから、自分が使用したいものを選択し、自分のWebサイトやブログに貼り付けて公開します。これではじめて、アフィリエイトがスタートしたことになります。

こまめな対応が肝心――運用

・アフィリエイターからの申請を判断、「提携申請承認」と「成果の承認」
次は日々の運用業務について解説しましょう。運営においては、2つの承認作業を繰り返すことになります。

まず、「提携申請承認」の作業があります。前述のとおり、アフィリエイトを開始するとアフィリエイターが次々と提携を申請してきます。週に2~3回程度は管理画面にアクセスして、まとめて承認します。

もうひとつは、「成果の承認」という作業です。これは、アフィリエイトを通じて上げられた成果がコミッションの対象となる成果かどうか判断して、承認を行うという作業です。

このようにアフィリエイターが売上を伸ばしたとしても、出稿企業が承認することなしに成果とみなしてコミッションを支払うことはありません。

そうする理由としては、まず、一度売れてもすぐにキャンセルされる可能性があることです。また、資料請求などでは、悪質なアフィリエイターがさまざまな手口でウソの資料請求をしてくることが考えられます。このような出稿側のリスクを回避するために、サンキューページが正しく表示され、ASPのシステム上で「成果が上がった」と確認した時点では、正式に成果としては認められず、画面上は保留状態になっているのです。

担当者は専用画面にアクセスして、他のデータと突き合わせたうえで、コミッションを支払う「正式な成果」とみなしても問題ないことを確認し、保留を外して承認します。

申請作業 

・成果を左右する、アフィリエイターの支援
さらに、成果を拡大していくために欠かせない業務として、アフィリエイターの支援があります。

通常、Webサイトやブログに同じクリエイティブを貼りっ放しにしておくと、とくに常連の利用者から飽きられてしまい、クリックされなくなってしまいます。そこで、バナー広告やテキスト広告などのクリエイティブを、順次、変更・追加していく必要があります。折に触れて、特集やバーゲンを訴求することで目先を変えてみることも効果的です。

もうひとつ、アフィリエイターに対する情報提供も大切です。多くのASPが、提携先のアフィリエイターに一斉同報でメールを配信できるようになっています。これを利用して、月1回から週1回程度、メールニュースを配信します。アフィリエイターに関心を寄せてもらうために、広告原稿の追加やキャンペーン情報などをこまめに発信していくことが必要です。また、運営していくうえで非常に大きな成果を上げてくれるアフィリエイターが現れたら、個別情報をさらにこまめに送るとよいでしょう。

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